更年期世代になった頃から出始めた関節痛が何をしても良くならない!という経験はありませんか?
※何をしても良くならない関節痛とは…整形での診断は異常なしの関節痛に対して、整体に通っても痛みをぶり返す!筋トレをしても痛みが強くなってしまう!などの関節痛のこと。
当スタジオには『股関節や膝痛の違和感を感じ整体に通っていたけど悪化してしまった!』という方が多く来られるので、その方々の例をご紹介しながら、なぜ若い頃と同じ対応では良くならない関節痛があるのか…ということをさち流でお伝えしますね。
まず、更年期特有の股関節痛は『出たり消えたりする痛み』からスタートするのがひとつの特徴です。
この痛みが出た時がケアの始め時だよ!と皆さんには日頃からお伝えしているのですが、痛みが消えてしまうとケアをやめてしまう方が多いため、痛みで足を引きずるようになったり!走れなくなったり!するなど、症状を悪化させてしまうパターンが多いのが現状です。
本来なら、この時点で全身の筋肉を動かし骨格を整えていくような運動療法に出会えれば、関節を変形させるなどの悪化は避けられる可能性が高くなるのに…。
ほとんどの方が、痛みの出ている部位ばかりの治療で何とかしようとしてしまい、5年後、10年後に人工股関節の手術を勧められているのが現実なんです。
ここでひとつ!
悪化するのは、整体に通うことが悪いわけではなく更年期世代の身体は、症状の出ている筋肉を他力で緩めるだけでは悪化するんです!
それは、関節痛には必ず働かなくなっている筋肉と、働きすぎている筋肉が周りに存在していて…。
その筋肉たちを全身で動かし、緩め、整えていかないと、更年期で女性ホルモンの減少や筋力低下が始まった関節は、体重を支えられなくなり悲鳴をあげてしまうのです。
ここが筋力低下が起こっていない若い身体と、女性ホルモンの減少や筋力低下が始まった更年期世代の身体の違いです!
だから更年期世代の関節痛は、若い頃と同じ方法で治そうとしてもうまくいかないのです。
皆さんの中で、更年期世代になってから出始めている関節痛に対して、何をしても良くならないと感じている方は、アプローチの方法を少し見直してみましょう。
関節が変形する前なら、必ず運動療法でいい方向に傾くはずですから!
近くに専門家が見つからない時は、一度錦糸町スタジオに体験にお越しくださいね。
時間は掛かりますが、関節が変形してしまう前ならまだまだ間に合いますから…。